釣り好き営業マン blog

外回りの営業マンをやっております。 釣りが趣味で、休日になると釣りに出かけています。 ソルトフィッシングでは少ないアブガルシア大好きユーザーです。 ここではアブ製品の魅力をお届けしたいと思っています。

【アブガルシア ロキサーニ】スピニングリールを自分でオーバーホール

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少~しづつですが、冬の終わりが感じ初められ、春がきています。

釣り人にとっては、わくわくしだす季節がやってきますね。

また始まる今シーズンに備えて愛機をオーバーホールしていきたいと思います。

ちなみに、1年半ほどオイルもささずに、釣行後は水で洗い流すだけで、メンテは一切しておりませんでした(-_-;)

 

アブガルシア スピニングリール「ロキサーニ」3000MSHのセルフオーバーホールをやっていきます。

※プロでは無い素人なので、参考までに見てください(^^)

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部品がわからなくなっても、分解図が付属しているので安心です。

 

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まずは、ドラグノブをゆるめて、外していきます。

 

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ドラグノブ・スプール・ハンドルを外しました。

 

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お次は、調整ワッシャー・スプール受けベアリングなど外します。組戻していくため、外した順番に置いていきます。

もちろん、向きも間違えないように。

 

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そして、ローターを外していきます。矢印のネジと六角ナット(10mm)の2つを外すとローターが取れます。

 

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ローターを外しますと、ネジが3つ見えますので外します。

 

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外すとこんな感じ

 

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ピニオンギアを支えているベアリング部品を外します。かなりきっちりはまっているので、傷をつけないようマイナスドライバーで押し上げて外します。

 

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外れました。一緒にワンウェイクラッチもでてきました。

アブのスピニングリールを何個か購入された事がある方なら、経験があるとおもいますが、このワンウェイクラッチにグリスが馴染むと逆転するようになる個体があります。

私のロキサーニは逆転現象は起きませんでしたが、REVOシリーズでは2個程逆転がでました。

 

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では次です。ボディ側面のハンドルが付いている面のカバーを外します。

ここは六角ネジになっており、片側3本で止まっています。

 

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反対側も同様に外しました。 小さいので無くさないよう注意です('ω')ノ

 

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そして、見にくいですが、赤矢印の2本のネジを外します。

 

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するとお尻のカバーが外れて、中のギアが見える状態にないます。

この辺、アブ独自のボディ形状ですので、ダイワやシマノとばらし方が全然違います。

 

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もういっちょ、側面カバー部品を外し、ドライブギアを支えているベアリングを外します。

もちろん、反対側も外します。

 

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メインシャフトをボディから抜きます。メインシャフトの動きを支える2本の棒も抜きます。

 

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ボディにネジで取り付けてあるギアを外します。 こちらのギアはネジだけ回すと空回りしてしまうので、反対側からマイナスドライバーで固定し、外します。

 

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外れました。

 

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写真のもう一つ小さいギアはネジなどで止まってないので、引き抜くだけで取れます。

このギア2つを外すとドライブギアがボディから取り出せます。

 

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DURAMETAL一体ボディです。 アブの良さは、ダイワ・シマノと一味違う発想の技術や特性があるので好きです。

 

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全ての部品を取り外しましたので、パーツクリーナーで、汚れや古いグリスを除去していきます。

 

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ボディ以外の部品も、洗浄します。 結構汚れていましたね*1


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ドライブギアもグリスに鉄粉が混じって、真っ黒です。

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洗浄し、綿棒やティッシュで汚れを取り除き、すべてキレイになりました!

 

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こう見ると、結構汚れてました! ライトショアジギングやシーバス釣りなど、基本ルアーを何度もキャストし、巻く釣りで使っていたので、汚れいっぱいですね。

ちなみに、月に2回ほど、約1年半程の使用です。

 

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では、グリス・オイルを塗って組みなおしていきます!

シマノ製ですが、こいつを使用します。

ダイワ製もシマノグリスにオイルです。巻き心地にこだわる人ならありえないですかね*2

私は、以前は各メーカー品をそれぞれ使っていましたが、めんどうなので全部これです。

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ぬりぬりします。多すぎても、少なすぎても良くないそうですが、少ないぐらいで良いかと思っています。

たっぷり塗っても、使用するうちに余分なグリスは接地面からはみ出していきます。

グリスの無駄なるので、ある程度塗れてれば良いかなと( ^^) 

 

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せっせと組んでいってます。

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ボディ内部を組付けました。この時、ちゃんと回るか、異音は無いかを、ある程度チェックしておきます。

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ローターを組み付ける前に、ラインローラーもメンテしておきましょう。

海水使用の為、塩分がたまるポイントです。

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釣行後は水で洗い流しだけでも、意外と錆も出ていませんでした。

ベアリングが錆てないのはビックリですね。HPCRベアリングという、耐腐食性素材のベアリングだそうです。

本体備品と同様に、パーツクリーナーで洗浄し、オイルを注入して組みなおします。

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元通りに組みなおしました。 キレイにすると使う時も気持ち良いです。

今回、私は、ハンドル1周ごとにチャッチャッと鳴る音がでだしたので、オーバーホールしました。

異音の原因は、メインシャフトについているネジが緩んでいるのが原因でした。

巻き心地は........。 特に変わらないです(;'∀')」

 

というわけで、ロキサーニをオーバーホールした投稿でした。

ご自分でオーバーホールにチャレンジする方は注意して下さい。

素人オーバーホールして、逆に音が鳴るようになったり、組付けを間違えて、使用できなくなるなど、逆に悪くなってしまうケースもあります。

でも、こういうのが好きな人は是非チャレンジしてみて下さい(^^)

少しでも、その参考になれば良いと思っています。

 

以上、ロキサーニの自分でオーバーホールでした!

 

 

 

 

 

 

 

monoatsume.hatenablog.com

 

 

*1:+_+

*2:+_+