2020年発売の 【アブガルシア REVO MGX THETA】のレビューをしていきます。
私が購入したのは、3000SHという、3000番手のハイギアで、シャロースプールです。
この機種の、3000番台はこの番手のみです。
下記に、スペックを記載しておきます。
AbuGarcia Revo MGX THETA 3000SH
自重:188g
ギア比:6.2:1
最大ドラグ力:5.2kg
最大ライン巻取り量:96cm
ボール/ローラーベアリング数:10/1
ラインキャパ:ナイロン・フロロ0.235(8lb)-110m / PE1.2-150m
定価:¥37,000 (税抜)
この新しく登場したRevo MGXΘの一番の売りは、フリクションフリー機能です。
同じく"シータ"の名前を付けて登場した、Revo ALXΘにも搭載されています。
この機能は、今までピニオンギアの内側でメインシャフトを支持していたものを、本体に取り付けたブッシュ2個で支持しています。
これにより、ピニオンギアとメインシャフトの間に隙間を作り、摩擦を低減したというものです。
従来モデルより巻き抵抗が少なくなり、スムーズに巻くことができるそうです。
私の感想としては、前モデルのREVO MGXと比べると、巻きの軽さは、とても良くなっています。
では、実際に手に取った感想を述べていきます。
Revo MGXシリーズなので、過去モデルの「MGX」「MGXtreme」と似たデザインですが、ベールがメタリックなレッドに塗装されており、一目で違いがわかります。
この写真の位置ですが、ベールが返りません。 たまに引っかかるので、全ヵ所返るようにして欲しいです(´;ω;`)
そしてドラグノブです。 少しばかり小さ目ですが、回しずらくは無いです。
ただ、見た目をもう少し豪華にして欲しいかな。
ちなみに、下位モデルのロキサーニと同じ部品のようです。
ドラグ音は、結構ちゃちな音です。シマノやダイワと比べると、聴きおとりします。
お次はハンドルです。
お決まりの積層のカーボン素材です。 折りたためないのが難点ですが、強度も抜群で、見た目もまるでカスタムしているようです。
ハンドルノブは、固いスポンジ素材です。 大きすぎず、持ちやすいパワーファイトもしやすいノブです。
このハンドルノブのキャップは無くなりやすいので、しっかり閉まっているか要チェックです"(-""-)"
無くすと500円ぐらいしたはずです。。。
ハンドルと反対側には、付属のシンカーキーパーが取り付け出来ます。
私はバス釣りしないので、取り付ける事はありません。
このMGXΘには、このシンカーキーパー以外に、もう一つ付属品が入っています。
それがこの「スプール交換パーツキット」です。
このパーツを使用すると、過去のRevoシリーズのスプールが取り付け可能になっちゃいます。
Revo MGXのスプールを付けてみました。
このスプール交換キットが必要な理由としては、過去のRevoシリーズとは、ドラグ音が鳴る構造が違います。
それと、ドラグノブの大きさが違うので、スプールを過去モデルと交換する時は、スプール+ドラグノブが必要となります。
ドラグノブは共通化して欲しかったです。
上記の様に紹介してきましたが、この機種の売りは軽量マグネシウム合金から出来た、剛性も兼ね備えたボディと、新開発のフリクションフリーの巻きの軽さですね。
たとえば、シマノのヴァンフォードとくらべると、3000番手では8gほど重いですが、
ヴァンフォードのCI4+の樹脂ボディと違い、マグネシウム合金のボディす。
金属ボディでありながら、軽量を実現しています。
ランカーサイズのシーバスでも、不安なくキャッチできそうですね。
とは言え、かなりの年数使い込まないと樹脂ボディと金属ボディでの差は出ないでしょうが(;´∀`)
気持ちの問題ですかね。
アブガルシアのスピニングリールの使用人口はまだまだ低いのですが、ここ数年の進化の具合から、使う人もかなり増えていると思います。
もっとたくさんの人がアブリールを使用し、メーカーも、もっと多くのジャンルに特化した機種を出して欲しいです。
この記事でアブリールに少しでも興味が出て頂ければと思います。
以上、アブガルシア Revo MGX THETA 3000SHのレビューでした。