2024年3月に、アブガルシアの新作スピニングリール「24 ロキサーニ SP」が発売されました。
発売されたリールは、2018年にデビューした、「18 ロキサーニ」の後続モデルになります。
REVOシリーズの第3世代ボディとなり、前作よりもより良いリールへと進化しました。
このロキサーニ SPを実際に購入し、何匹か魚も釣りましたのでレビューしたいと思います。
ちなみに、私が購入したのは「3000MSH」という番手で、3000番のハイギア・深溝スプールの仕様になります。
メインターゲットは青物やシーバスなどになります。
前作の18 ロキサーニも実際に使用していましたので、どれぐらい良くなったか楽しみでした。
まずは24 ロキサーニ SPというスピニングリールを紹介
まずは、ざっくりとこの24 ロキサーニ SPをご紹介したいと思います。
このレビューでは、メーカーHPではわからない、実際に使用した感想をお届けしたいので、製品のスペックや機能を紹介した記事はこちらに詳しく書いています。
このスピニングリールのポイントはざっとこんな感じです。
私がこのリールの好きなところは、やはりワンピースのアルミボディです。
そこそこ大きな魚とやりとりするので、アルミボディは必須です。
前作もアルミボディでしたが、新型のボディ形状が採用された為、高強度でもかなり軽量に作られています。
また、ギア内部の摩擦を無くすフリクションフリー機能と、新型の低慣性Vローターにより、巻き上げはかなり軽くスムーズになっています。
ロキサーニは、アブガルシアのスタンダードモデルといった立ち位置です。
価格は抑えつつも、ハイエンドのREVOシリーズと同じボディ形状で、基本性能はしっかりとした良いスピニングリールです。
3000MSHだと、大型の丸型ハンドルノブになっており、ショアジギングやシーバスなどは、やりやすいです。
実際に使用した感想をお伝えします
実際に使用してきました。
まず初めに思ったのが、この新世代のボディになり、部品のクリアランスがとても良くなっています!
正直、以前のアブガルシアのスピニングリールはクリアランスがいまひとつで、使用しているとガタが気になる感じでした。
ショアジギングなど大雑把な釣りだと気にならないのですが、ナイトシーバスなどで繊細な釣りをすると不快なレベルでした。
そして、アタリ個体とハズレ個体が結構ありました・・・。
ちなみに、私はアブガルシアが好きなので、今までのスピニングリールはほぼ購入し使用しています。(この写真は適当に撮りました(^-^;)
以前に比べてハズレ個体もかなり少なくなり、スピニングリールとしてのレベルもかなり良くなった印象です。
ミノーやシンペンを巻いてみても、以前のモデルのようなコツコツ感やゴロゴロ感も無く、とてもスムーズです。
また、大型ドライブギアやフリクションフリー機能のおかげもあり、巻き上げも軽く、力強さもあります。
51cmの青物ですが、難なくキャッチ出来ました。
アルミボディ・大型ドライブギア・丸型ハンドルノブと、ショアジギングにもってこいのこのリールは、これぐらいの魚は余裕です。
ドラグ性能も不満は無く、魚が走ったときには、きちんと追従して滑りだしてくれました。
ただ、前作の18ロキサーニよりも滑り出しが少し固めになっている気がします。
これは悪いという事無く、どっちが好みかという感じです。
ヒラメやシーバスも釣ってみました。
ここで思ったのは、このロキサーニ SPは2wayドラグといって、ドラグワッシャーの順番を変える事で、タフとライトの2種類の設定が出来ます。
シーバスだと、身切れやエラ洗いをするので、ライトの設定の方が良いかもと思いました。
青物狙いだとタフ設定で良いでしょう。
最後にレビューのまとめです
正直、ここまで良くなっていると思いませんでした。
価格帯でいくと、シマノのアルテグラ、ダイワのレグザ・カルディアがライバル機種になるかと思いますが、この性能・クオリティだと買っても不満は無いと思います。
そして何より、他社とは違った見た目もあり、このデザインが気に入れば購入をオススメします。
この独特のボディ形状と、カスタムしたような積層カーボンハンドルはありませんからね。
それでは最後まで読んでいただき有難う御座いました。
YouTubeもやっていますので、近々レビュー動画もアップしたいと思います。
それでは~~。